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プログラム参加男性の声

「2010年8月にnoticeを開き、今年で8年目になります。いろいろな体験をしながら、プログラムを実施してきました。 その体験を自分なりに活かして、現在「関係修復」を目的にしたプログラムを実施しています。 改めて、気づきを得た男性の声を掲載し、noticeのHPに出会った方々のお役に立てればと思います。

今の繰り返しではいけないと思いながら、本を読んだり、友人に相談したり、 両親に現状の説明をしたりと、自分なりに出来ることをしているけれども パートナーの態度行動に対してイライライライラを感じる。でもすぐに、そのイライラをぶつけないで我慢してみる。 我慢してみるけれども、イライラがたまりにたまって、小さなきっかけを見つけて、自分の中のイライラの感情を爆発させてしまう。 その繰り返しに変わりはない。子どもたちも、自分のことを怖がっているような、顔色をうかがっているのが分かる。 それが悲しくなる。でも素直に「悲しい」という感情を表現できず、怒鳴る、バカにする、否定をする、などの手段をとってしまう。 実はこのような行為自体が、その人の自己肯定感を下げると言われています。また、「子どもへの影響」のところにも書きましたが、このような環境で育つことで、子どもの脳に悪影響があります。 これに関してのエビデンスも提示されています。ネット検索ができますので、ぜひご覧になっていただきたいと思います。 パートナーの捉え方も、DVではなく、「うちの夫はモラハラなんです」という方もいます。「DV」と言われたくない気持ちもあってだと思いますが、モラハラは、DVの暴力の一つです。

DV防止法が出来て支援策がいろいろと整備され、マスコミ等で取り上げられることで、社会の認知度が上がり、身体的暴力は良くないという認識が社会に定着してきたことも事実だと思います。 それで、暴力がなくなったのかというと、実は、目に見えない、証拠の残らない暴力に形を変えて存在しているのが現状ではないかと思います。 ハラスメントが問題として取り上げられるのも、その一つではないかと思います。体罰がなくなり、陰湿ないじめの形態に変わったことと同じです。 やはり、暴力につながる価値観や考え方の偏りに気づくことや、自分の感情をしっかり認知しコントロールすることなどが、暴力に変わる手段をとるためには、重要なことだと思います。 「暴力に変わる手段をとる」とは、相手を傷つけることなく、攻撃することなく、否定することなく、自分も相手も、気持ちのやり取りが出来るようになるということだと思います。 参加した男性たちの声を読んでいただき、はじめの一歩の気づきになることを願っています。」

関係修復プログラム・ファシリテーター
竹内由紀子


*私がノーティスに来ることになったのは、ある日の夜の夫婦喧嘩で妻に暴言をはいて暴力を振るったことがきっかけでした。 それまでも私が妻を怒鳴ったりして喧嘩になったことはありましたが、その時は妻が家から出て行き、さすがにショックを受けました。 数日後妻から夫婦関係を修復したいと思っているなら一緒に来てほしい所があると言われてきたのがノーティスでした。 半信半疑で(事前の)面談を受けましたが、自分が妻にしてきたことがDVであること、妻がいかに苦しんでいるかということ、自分が変わらないと何も変わらないことがわかりました。 それから、自分を見つめる日々が始まりました。ノーティスで日々の自分を振り返り、また教材で学習しながら、DVをする自分がいかに自己中心的な考え方をしているか、 どうすればそんな自分を変えていけるのか、考えるようになっていきました。プログラムの中でアドバイスをいただきながら、同じ悩みを持った仲間と話し合いながら過ごす時間は本当に貴重な時間でした。 大事なのは、自分で考えて気づくこと、そして勇気を持ってそれを実行していくことです。それはつらくしんどいことですが、その先に、家族仲良く過ごせる日々がやってくることを信じて継続すれば、 必ず道は開けると思います。妻もノーティスのプログラムを受講しましたが、夫婦が協力して乗り越えていけたこともよかったと思います。 夫婦関係を修復したい、自分を変えたい、家族仲良く過ごしたいと思っている方は、今すぐノーティスのドアをノックされることをおすすめします。 一人でも多くの方に、家族と穏やかで笑顔で過ごして頂きたいと思います。
(40代男性)

*現代のマスメディアが報じる家庭生活は、サザエさん等に象徴されるように、男はご主人様としているのが当然であるかのような雰囲気があります。 その影響であると思いますが、夫である私も、ついつい、「男はご主人様」であるほうが都合がよく、自分の特権意識の上に生活してきました。 このプログラムでは、その価値観を覆すような意識を持てる訓練ができます。 また、言葉の暴力が、力の暴力よりも、相手にダメージを与えることを学べます。

(50代男性)

*自分がDVをしていたことに気がついた時に、いろいろと自分で本を読んだりと勉強していました。 その後noticeに通うようになり、その時の独学では、問題の本質に触れられていなかったことを後で痛感しました。 それだけ、DVはとても根が深い問題なんです。 だからこそ、いろいろな考え方に触れ、指摘をもらうことで、根底にある自分の間違った価値観に気づけているように感じています。 価値観を改めるのはとても難しい作業です。本気でなくては実現できないように思います。とても大変な作業ですが、自分よりも苦しめてしまった人がいます。 そのことを考えると大変だなんて思わなくなります。本気で変わりたい、そう本気で思っている毎日です。 

(40代男性)

*私は夫婦ケンカで、興奮して突き飛ばしたり、物を投げつけたりしました。だんだんエスカレートしていきました。 妻に2年前に、突き飛ばしたはずみで、頬に打撲でけがをさせてしまい、その後別居という状態になりました。 DVを起こした原因は自分ではないと思っていました。この改善プログラムを受けてみようとしたのは、このままではずーっと別居のままで、とても不安でもありました。 自分がなぜDVをしてきたのか、今後起こさないためにどうしたらいいのか。最初のころは、自分がしたことを素直に言えませんでした。 自分の行動に焦点を当てないと変われないこと、参加者の話を聞いて、自分に置き換えて考える、また自分の出来事や感想を聞いてもらい、気がついていなかったことが見えてきました。 このプログラムは1年続けてきました。妻がどういう気持ちでいるか、こんなことをしたらどう思うかを思いやる・共感するというものを、持っていなかったことがわかってきました。 プログラムのなかで、参加者の話を聞くことはとてもありがたいです。参加してきてよかったと思っています。 

(50代男性)

*私がDV加害者プログラムに参加することになったのは、感情的になり妻を蹴ってしまったこと、それで離婚を切り出されていることがきっかけでした。 自分でパニックになり、ノーティスに電話をかけたことは今でも覚えています。 妻を蹴る前まで自分はDV等していないと思っていました。 いつも怒らせる妻が悪いと思っていましたし、妻にもそう思わせるようにしていたと思います。 しかし、プログラムに参加してから、自分が今までしてきた妻への行動はすべてDVになることがわかりました。

参加する前も、DVについて自分なりに調べ、反省していましたが、参加して時を重ねるごとに、身体的暴力のほかに精神的暴力・性的暴力等があることがわかりました。 自分のしてきたことはどれだけ妻を傷つけてきたのか、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。 1人では自分の根本になる怒りや価値観の違い・支配欲に気づかなかったと思います。プログラムに参加することで、自分の怒りがどこから来るのか、 自分の価値観と妻の価値観は違うもの、支配することはいけないこと等、様々なことがわかってきました。 そしてもう一つは、自分の痛みに気づくこともわかりました。 幼少時代に受けてきた、躾と言われる虐待行動、社会でのジェンダー・バイアス(女性らしく、男性らしくの決めつけ)等。それらが、DVにつながる根源になることが高いことがわかりました。

DVを見てしまった子ども、叩かれ、罵られた子どもは、高い確率でDVをしてしまう、もしくは、されてしまうと思います。 私は、自分の子どもを、そんな子どもにしたくありません。あの時、ノーティスに電話して本当によかったです。 妻の痛みに気づけたこと、自分の痛みに気づけたこと、子どもたちの痛みに気づけたこと。 私はこれからもノーティスに通い、プログラムに参加することで自分を変えていこうと思います。 そして、この先家族がどうなるかはわかりませんが、また家族として過ごせていければいいなと思います。 

(30代男性)

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